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クレジットカードの主な利用目的はショッピングを想定しており、キャッシングはそのショッピング限度額の範囲内で利用できるようになっています。例えば、ショッピング限度額が50万円、キャッシング限度額が20万円のケースでは、もしキャッシングで限度額の20万円まで利用していたら、ショッピングに使える金額は30万円になります。
ショッピング50万円、キャッシング20万円、合わせて70万円まで使えると勘違いする人もいるようです。気をつけましょう。
さて、クレジットカードのショッピング(キャッシング)限度額は、どのように決められているかご存知でしょうか。信販会社はクレジットカードの申し込に対して、いくらまでならは返済可能かを見ています。そのために年齢・年収・勤続年数・居住地および居住年数、他社からの借り入れ残高を記入する欄があります。
さらに、個人信用情報機関に照会して、事故情報の有無を調査します。事故情報とは、残高不足で他社のクレジットの引き落としができなかった事例やカードローンの返済遅延などが該当します。この記録は6ヶ月間残ると言われており、事故記録があると「この人はきちんと返済してくれないかもしれない」という悪い印象を持たれてしまいます。
住宅ローンのように建物や土地などの担保がある場合は、いざとなったら差し押さえという手段がありますが、クレジットカードは担保なしが普通です。代わりにあなたの信用度が審査されます。
初めてクレジットカードを作る場合は、あまり問題はありませんが、カードローンやキャッシングをすでに利用しているときは、返済はしっかり行っておきましょう。